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未解決事件の愛知豊明母子4人殺人放火事件とは何なのか?

愛知豊明母子4人殺人放火事件とは? 未解決事件

今回お話するのは

放火殺人未解決事件

愛知豊明母子4人殺人放火事件

です。

被害者一家の旦那さんが事件の関係者として疑われた事件でもあります。


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愛知豊明母子4人殺人放火事件とは?

愛知豊明母子4人殺人放火事件とは?

愛知豊明母子4人殺人放火事件は、2004年9月8日に発生した加藤一家殺人事件。

犯人が一家を惨殺し、証拠隠滅を図るためか家をガソリンで焼いた事件

犯人の足取りは掴めないまま、未解決事件となった。

事件の少し前に家族の周りには不審者がいたともいい、計画的に狙われた可能性も示唆されている。

  •  死者: 4名



事件の流れ

愛知豊明母子4人殺人放火事件の流れ

ここでは愛知豊明母子4人殺人放火事件の一連の流れについて、話していきます。

事件の発生から被害者宅の放火まで。

  1.  事件発生
  2.  遺体状況
  3.  被害者宅への放火

この順番で見ていきましょう。


事件発生

愛知豊明母子4人殺人放火事件の発生

加藤さんはこの日は残業で、午後11時ごろに家族に電話を入れていた。

その後加藤さん一家が就寝した後に、犯人が家に侵入したとみられる。


そして、「1階の居間にいた次男の正悟くん」が最初に殺害されたとみられる。

その次に「2回の各寝室の利代さん、里奈さん、佑基くん」の順に殺害されたと推測される。

また、殺害状況から、わずか30分で4人が殺害された可能性がある。


遺体状況

愛知豊明母子4人殺人放火事件の遺体状況

遺体状況は至って悲惨そのもので、ナイフやバールで殺害されたとみられる。


利代さん
刃渡り約20㎝程のサバイバルナイフで、顔や背中を中心に十か所以上を刺されていた。
一部は肺にまで到達するほどの傷であり、出血性及び外傷性ショック死と見られている。
長男
佑基くん
金属製の鈍器のようなもので頭部を殴られており、急性クモ膜下出血死であった。
長女
里奈さん
母と同じく、刃渡り20㎝程のサバイバルナイフで、肋骨が折れるほどに上半身を複数回刺されていた。
死因は出血性及び外傷性ショック死と見られている。
次男
正悟くん
長男と同じく、鈍器のようなもので頭部を殴られており、脳挫傷、急性クモ膜下出血が死因と考えられる。

4人とも防御傷(抵抗した時にできる傷)がなかったので、寝ているときに全員が殺害されたとみられている。


被害者宅への放火

愛知豊明母子4人殺人放火事件の放火

ルミノール反応が家の外になかったことから、犯人は殺害後に被害者宅で着替えた可能性あり。

凶器は現場になかったので、犯人が持ち帰ったとみられる。

そして、犯人は証拠隠滅を図ったのか殺害後、大量に灯油を撒いて火をつけた。

その結果、被害者宅は焼け落ちた。

だが、被害者たちの肺には「微量のすす」が検出されていて、被害者たちは燃え盛る炎の中でまだ生きていたことを意味している。

そして、犯人はそのまま逃走してしまった。


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事件当時の不審者

愛知豊明母子4人殺人放火事件の犯人は?

2003年の7月上旬の午後8時半頃に、何者かが被害者自宅の玄関のドアを無理矢理開けようとしていたといいます。

また、その翌年にも被害者宅を見張るような不審者もたびたび目撃されていて、防犯意識はあったそうです。

それでも、事件は起きてしまいましたが、ある目撃情報がありました。

現場の消火作業を行っていた消防団員が、現場付近で不審なワゴン車

  •  トヨタ・ハイエースのスーパーGL
  •  緑色
  •  尾張小牧ナンバー
  •  30~40代の男が運転

を見つけており、この男が怪しいと言われていますが、逮捕には至っていません。



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父親が疑われた事件

愛知豊明母子4人殺人放火事件: 父親が疑われた

残された遺族である父親は、2005年の3月11日にとある詐欺事件で逮捕されています。

この詐欺事件は、今回の事件とは関係のない勤務先の会社絡みの詐欺事件でした。

ですが、父親はその取り調べにおいて「愛知豊明母子4人殺人放火事件についても取り調べを受けた」と会見で語っています。

つまり、「父親が自分の家族を殺害した事件に関与している」と疑われたんです。

普通に考えたらたまったもんじゃないです・・・・・。

さらに、マスコミは「父親が事件に関与している」かのように報道し、父親もそのことに対して不満を表しています。

やっぱりマスコミって人さえ集まればいいと考えて、話を平然と盛るんですね・・・・。



事件の不明な点1: 侵入経路

愛知豊明母子4人殺人放火事件の犯人の侵入経路

この事件の不明な点はいくつかあるが、「侵入経路はどこ?」という話になっている。

一家は事件発生数年前から「物騒」という理由で、「柴犬の番犬ジャッキー」を飼っていた。

つまり、侵入するなら

  •  2階の窓から
  •  1階の勝手口

のどちらかとなる。

2階の窓から祐基君の窓が網戸以外はしっかりと施錠している。
最初に1階の次男が最初に殺害されたことが正しければ、犯人が祐基君を最後に殺害したことと矛盾する。

祐基君の部屋から侵入して、祐基君を放置して最後に殺害したのであればあり得るが、それでもおかしすぎる侵入経路となる。
1階の勝手口勝手口の傍に合鍵が隠しているが、この鍵はそのままで隠されていたという。
犯人が鍵を使って、そのままご丁寧に隠したとは思えない。



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事件の不明な点2: なぜ一家が殺害されたのか?

愛知豊明母子4人殺人放火事件: なぜ一家が?

何故加藤さん一家が殺害されなければならなかったのか?

強盗殺人事件の線もあったが、自宅の貴金属や通帳、その他カード類が残されていたことからもその線は消えてしまう。

また、事件以前から一家を狙うような不審者が度々目撃されたことからも、「一家に対して何かしら怨恨を持つ人間」という可能性もある。

ただ、放火や凶器の準備からも「複数人の犯行」という可能性もある。

結局のところ、犯人が捕まらない限り「犯行目的・動機」が一切不明である。


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まとめ: 愛知豊明母子4人殺人放火事件

まとめ: 愛知豊明母子4人殺人放火事件はこんな事件

今回は、未解決事件の愛知豊明母子4人殺人放火事件について紹介させていただきました。

殺害するだけでなく、放火までするという鬼畜所業の行為。

到底許されることではありませんし、犯人には絶対に逮捕されてほしい事件です。


という訳で今回のまとめ

  1.  愛知豊明母子4人殺人放火事件は2004年に発生した殺人放火事件
  2.  妻と3人の子供を殺害し、家に放火
  3.  夫は仕事で助かっている
  4.  犯人の侵入経路・犯行動機が一切不明
  5.  夫は違う事件で逮捕されたが、この事件に関与していると疑われた
  6.  犯人は検挙されておらず、未解決事件


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