今回お話するのは
不気味ないたずら電話
福島県原町市女性失踪事件
です。
福島県原町市女性失踪事件とは
福島県原町市女性失踪事件は1994年2月19日に発生した失踪事件。
歯科助手の増山ひとみさん（当時21歳）が、勤務先の歯科医院を寿退社した日に失踪。
車で帰宅する姿を同僚が見たのを最後に、行方が分からなくなったという・・・・。
3週間後に結婚を控えているのにも関わらず、なんの前兆もなく突然と行方不明となってしまった。
事件前に電話があり、時計を気にする様子もあったため、待ち合わせをしていたとみられ、何かしらの事件に巻き込まれたと考えられている。
さらに、事件後不気味な悪戯電話がかかってきた未解決事件。
残されたひとみさんの車
彼女が職場から帰宅した19日の翌日の20日。
勤務先と自宅の中間地点である、国道6号線近くの駐車場で発見される。
ただ、その車にひとみさんの姿はなく、
- 車には鍵がかかっていた
- ひとみさんの愛用の財布が入ったバッグ
- ダウンジャケット
- 退職祝いの花束
なども残されていた。
2月にダウンジャケットを車に残しておくのは、余程のことがない限り考えられない。
平均でも1桁台の気温の中、彼女がダウンジャケット、その他荷物を車に残して姿を消す理由はあるのだろうか・・・。
事件発生前から起きた奇妙な出来事
ひとみさんは3週間後に結婚を控えており、自ら失踪する理由はないと言われていた。
ただ、ひとみさんの結婚が決まってから、
- 深夜には自宅に無言のいたずら電話
- 車には誹謗中傷するイタズラ書き
などが起きていたという。
その上で、彼女の手帳には結婚相手の女性関係を記したメモがあったという。
（婚約者の元愛人と人知れず問題があったのかもしれない。）
そして、歯科医院に女性からひとみさん宛てに電話があった事が判明。
1人の女性が自発的に行方不明になるとしても、財布入りバッグや上着を持たないとは考えにくく、事件に巻き込まれた可能性はある
婚約者の不穏な態度
ひとみさんの婚約者は行方不明になったことを聞いても、特に悲しむことはなかったという。
と、普通に考えたら冷たい人と思います。（ただ、いきなりのことが起きると人って案外冷静になるので。。。。）
とはいえ、男性はこの事件の半年後に元愛人の女性とよりを戻し、結婚したという。
元愛人が事件にかなり関与している気もしますが、物的証拠はありません。
男性の気持ちの切り替えが早かっただけという可能性もあります。
事件1年後:「おねえちゃんだよ」
ひとみさん失踪から1年後、自宅に一本の不審な電話がかかってきた。
電話相手は警察の調べでは「地元の50代の女性が公衆電話」からかけてきたと見られ、
といった。
応対したひとみさんの妹が、相手に名前を尋ねると、「～～です」と答え、ここで電話は切れてしまった。
「なんで録音しているんだ？タイミングがいいよな」という声がありましたが、ひとみさん一家は、ひとみさんが失踪して以来、不審な電話は録音する習慣があったという。
なので、陰謀とか仕込みではなく、イタズラ目的か失踪に関係ある人間が電話をしてきたのである。
とはいえ、目的・電話の人物の特定もできていないという。
（閲覧注意）以下実際に公開されている電話。
まとめ: 福島県原町市女性失踪事件
事故であったとしても、遺体が見つからないのは怖い話でしょう。。。。
婚約者の元愛人とひとみさんの間の問題、3週間後に結婚を控えていた状況、事件半年後に元愛人と婚約者が結婚。。。
本当に偶然なのでしょうか・・・？
とはいえ、実際にあんな悪戯電話が掛かってきたら、電話なんて二度と出れないでしょうね。。。夢に出そうです。
今回のまとめです
- 福島県原町市女性失踪事件は1994年2月19日に発生した失踪事件
- 結婚予定の増山ひとみさんが寿退社した日に失踪
- 退社後に誰かと会う約束をしていた？
- 20日に車が家と職場の間あたりで発見
- ダウンジャケット・結婚祝いの花束など荷物が残されていた
- 1年後「おねえちゃんだよ」という謎の電話が来た
- 婚約者は半年後に元愛人と婚約している
「ひとみさんは、受付近くの時計をチラチラ見ながら相手と話しをしていたので、待ち合わせをしていたのではないだろうか」