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【横浜港バラバラ殺人事件】裁判員裁判で初の死刑判決となった事件の詳細

横浜港バラバラ殺人事件とは?バラバラ殺人事件

今回お話するのは

生きたまま首を切った事件

横浜港バラバラ殺人事件

です。



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横浜港バラバラ殺人事件とは?

横浜港バラバラ殺人事件とは?

横浜港バラバラ殺人事件は、2009年6月18~19日に神奈川県横浜市金沢区で発生した殺人事件。

犯人が2人の男性と麻雀店の経営権を巡り、ホテルに監禁。

生きたまま電動のこぎりで首を切断し、その遺体をバラバラにして遺棄。

裁判員制度が始まって以来、初の死刑判決が言い渡された事件でもある。

  •  犠牲者: 2名
  •  犯人: 死刑判決



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事件の犯人: 池田容之の生い立ち

池田容之の生い立ち

事件の犯人は当時31歳の池田容之。

1978年に神奈川市内で、銀行員の父親の元で誕生。

経済的に比較的裕福な家庭であり、中学高校は至って真面目で普通の少年であったという。

中学時代は生徒会長を務めており、その時はただ「頭がいい」だけでなく

  • 明るく親しみやすい
  •  人柄と頭の良さ

という少年であったといわれている。

この段階ではとてもとは言えないが、この事件を引き起こすような人物には見えない。

高校卒業から離婚

池田容之の生い立ちと離婚

高校を難なく卒業した池田死刑囚は、大学には進学をせず、工場で働き始め、工事会社、ホストと色々な職を転々とするように。

そして22歳の時に結婚をし、娘を授かったが数年後に離婚。

離婚してからも、妻に毎月10万円という養育費を送金

この10万円という養育費を払えていたのも、職を変えていく途中で知り合った近藤剛郎との縁もあったのかもしれない。


「麻薬王」に憧れを

池田容之の麻薬王への憧れ

裁判の時に明らかになったことだが、池田死刑囚は「アメリカン・ギャングスタ―」から「麻薬王」に憧れを抱いていたという。

今事件を引き起こしたのも、その「麻薬王への憧れ」からともいえる。

裁判では、自分の境遇を麻薬王の転落と重ね合わせたりするなど、強大な力への憧れは強かったと見れる。



近藤剛郎と覚醒剤の密売組織

近藤剛郎と覚醒剤の密売組織

職を変えていった過程で知り合った近藤剛郎。

この男は元早稲田大学の法学部に所属していたが、在学中に麻薬密売組織に関与

当然除籍処分となったが、法学部で得た知識などを悪用し麻薬組織の元締めに。


全盛期には30人の部下を従えるほどのカリスマ性を有しており、池田死刑囚も彼には心酔しきっていた。



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事件の流れ

横浜港バラバラ殺人事件の流れ

ここでは横浜港バラバラ殺人事件の一連の流れについて紹介していきます。

  1.  事件背景
  2.  被害者2名と池田容之の関係
  3.  事件の発生
  4.  遺体切断と遺棄

この順番でそれぞれ見ていきましょう。

事件背景

横浜港バラバラ殺人事件の背景

事件の背景は、池田容之の所属する麻薬密売組織のリーダー。

近藤剛郎がかつて経営していた麻雀店の経営権を巡り被害者2人と対立

麻薬密売の件を警察に密告すると脅され、その口封じのために利用されたのが池田容之死刑囚であった。

当の本人は「組織の上に上がれる。自分は人を殺せる人間。」と麻薬王のような冷酷さをアピールし、麻薬密売の蜜を得れるチャンスと考えていた。

被害者2名と池田容之の関係

被害者2名と池田容之の関係

実は被害者の2名と池田容之には面識すらありません

要は赤の他人であり、面識があったのは池田容之のボス近藤剛郎。


  1.  高倉順一(会社員)
  2.  水本大輔(麻雀店店長)

2人は元暴力団員であったが、足を洗い普通に家庭を築き上げていた。

そして、仕事で近藤の経営していた麻雀の店長として再出発

しかし、近藤にその経営権の譲渡をしつこく要求され、警察に対して近藤の密売組織を密告すると警告。

元暴力団員であろうが、必死に自分たちの生活とお店を守ろうとしていた方たちです。



事件の発生

横浜港バラバラ殺人事件の発生

事件の証拠を残さないように2人を殺害するように命じられた池田容之は、2人を千葉県内のホテル監禁。

最初に、高倉さんを用意していたナイフで殺害

水本さんを電動のこぎりで、生きたまま首を切り落とすという、残酷極まりない殺し方をした。

2人とも必死に命乞いをし、水本さんに至っては

せめて殺してから首を切ってくれ

と懇願していたが、麻薬王に憧れを抱いていた池田死刑囚の耳には届かず。

2人とも冷酷に、淡々と殺害されてしまったのである。


遺体切断と遺棄

横浜港バラバラ殺人事件の遺体切断

【傍聴記録より】

被害者の高倉さん「風呂場はやめてください!密室はこわいです!」

被告人池田「安心しろ、溺死なんて甘ったれた殺し方されるとでも思ってるのか」

被害者の高倉さん「そんな!さっきの電動ノコギリは嫌です!せめて殺してからにして下さい!」

被告人池田「勇気あるなあヤクザだっけお前?望み通りギロチンしてやるよ」

(池田被告はここでチェーンソーを最大速度に切り替える)

被害者の高倉さん「ごめんなさい!ごめんなさい!せめて母親と妻に一言だけ電話させてください!」

被告人池田「泣くなよお前アッハッハ(ハサミで淡々と被害者の指を数えながら切り落とし)俺も上には逆らえないからよ」

被害者の高倉さん「おねがいします!ウワー!!ウオ、オオオ、ゴフ」

(首が切断された)

被告人池田「きたねーなこの野郎。この道具早えーな!見た?30秒もかからなかったな!こいつ気持ち悪いヤクザだな」

2人を殺害後1300万円を奪い3人の共犯者と共に被害者2名をバラバラに

遺体をスーツケースに詰めて、山梨県内の山に遺棄。


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事件の裁判

横浜港バラバラ殺人事件の裁判

事件後の捜査で、この密売組織の犯行とすぐに判明。

8人が覚せい剤取締法違反で逮捕され、池田容之は

  1.  覚せい剤取締法違反
  2.  死体遺棄容疑
  3.  強盗殺人容疑
  4.  殺人
  5.  死体損壊
  6.  逮捕監禁
  7.  関税法違反
  8.  傷害

など、様々な罪状を課せられた池田容之の裁判を見ていく。


犯行の動機

横浜港バラバラ殺人事件の犯行動機

犯行動機は言わずもがな、「覚醒剤利権」を得るため。

短時間で多くのお金を得たいと考えていた池田容之は、麻薬密売組織のボス近藤剛郎からの依頼をチャンスと考えていた。

「自分は人を殺せる人間」とアピールすれば、莫大な利益を得れると考えた短絡的で浅はかな動機であった。


検察側の主張

横浜港バラバラ殺人事件: 検察の主張

この事件で検察側は当然死刑を求刑。

生きたまま首を切断する殺害方法は冷酷非情。2人の殺害結果は重大であり、遺族の処罰感情も激しい。もし寛大な刑で済ませてしまえば、社会に対して誤ったメッセージを送ることになる

と犯罪抑止に対する刑事裁判の役割を強調。

そして、最も大切な言葉を発した

この被告が死刑にならないのなら、今後わが国でどのような凶悪犯罪が起きても、死刑判決にはならなくなってしまう



弁護側の主張

横浜港バラバラ殺人事件: 弁護側の主張

検察の主張に対し弁護側は当然反対し、死刑回避を求めた。

本人は全てを正直に話し、事件の真相解明につなげた。被告は罪に向き合って真摯に反省し、公判でも態度は劇的に変化している。被告に人間性が残っていると感じ、少しでも躊躇いを覚えるなら、死刑にしてはいけない

と死刑回避を求めた。

また、犯行に関しては

近藤剛郎に従属し、殺害についても全て指示をされており、それを了承した。あくまでも従属的であった

と、動機に対する量刑の判断を求めた。



裁判員制度初の死刑判決

横浜港バラバラ殺人事件: 初の死刑判決

2010年11月16日に、横浜地裁の朝山芳史(あさやま よしふみ)裁判長は

あまりにも残虐で、非人間的であり、極刑はやむを得ない。きわめて猟奇的で、想像しうる殺害方法の中で最も残虐で苦痛は想像に絶する。また、家族に電話をしたいという被害者の最後の望みを聞き入れなかったのは冷酷この上ない

と批判し、犯行動機や被害者感情に対しては

殺害は指示がきっかけだが、自分の力を誇示し、覚せい剤の利権を手の入れようという、身勝手で悪質。家族の受けた衝撃や悲しみは甚大である。

と述べたうえで「極刑を選択するほかはない」と死刑判決が言い渡された。

この死刑判決は裁判員制度が始まって以来初の判決のことであった。



最期に、朝山裁判長は

あなたは法廷ではいかなる刑にも服すると述べているが、重大な結論なので、裁判所としては控訴することを勧めます。

とその他裁判員の感情に配慮した発言を付け加えて、池田容之の判決が決まった。



死刑判決時の池田容之の様子と最終判決

死刑判決時の池田容之の様子と最終判決

死刑判決が言い渡された時、池田容之は背筋を真っすぐ伸ばして検察官を見据え、表情は変えなかったという。

判決が言い渡された時、池田容之は

ありがとうございました。

と頭を下げて法廷を退出。

その後、接見では「控訴をしない」と弁護団に伝えていたが、弁護団が控訴。

しかし、2011年6月16日付で池田容之は東京高裁への控訴を取り下げ。

池田容之の死刑判決が確定し、東京拘置所に収監されている。


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共犯者の判決と近藤剛郎の逃亡

横浜港バラバラ殺人事件: 共犯者の判決と近藤剛郎の逃亡

事件の根本的な原因となった近藤剛郎は逃亡し、全国に指名手配。

ただ、近藤は海外に逃亡したとみられ、逮捕が困難となっています。

国際指名手配をされており、東南アジアに潜伏をしているのではと見られています。

そして、その他麻薬密売や、横浜港バラバラ殺人事件に関わっていた共犯者に対しては

A懲役6年、罰金250万円
B懲役8年、罰金300万円
C懲役7年、罰金100万円
D懲役13年、罰金700万円
E懲役9年、罰金300万円
F懲役13年、罰金700万円
G死体遺棄の容疑で懲役2年
H監禁、死体遺棄の容疑で懲役2年10ヶ月
I死体遺棄、強盗致死、逮捕監禁で懲役12年
J2010年に監禁及び恐喝罪で懲役3年。
2011年に覚せい剤密輸事件で懲役15年、罰金700万円
K,L,M逮捕監禁、死体遺棄罪で懲役3年執行猶予5年

まだ、これ以外にもいた気がしますが、とりあえず判明しているだけでこれだけの人間がこの麻薬組織関連で裁かれています。

ただ、元締めだけが何の裁きも受けることなく、のうのうと生きているのだけは絶対に許せません



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まとめ: 横浜港バラバラ殺人事件はこんな事件

まとめ: 横浜港バラバラ殺人事件はこんな事件

今回はサイコパスが起こしたバラバラ殺人事件、横浜港バラバラ殺人事件について紹介させていただきました。

メキシコで生きたままチェーンソーで首を切るという動画が有名ですが、自分は絶対にこんな死に方は嫌です。

死ぬならせめて、寿命で死にたいです。


という訳で今回のまとめ

  1.  横浜港バラバラ殺人事件は2009年に発生したバラバラ殺人事件
  2.  麻薬密売組織に所属していた池田容之と共犯者が起こした事件
  3.  店の経営権を巡って対立していた男性2名を殺害
  4.  生きたまま電動のこぎりで首を切り落とす残酷な事件
  5.  裁判員制度で初めての死刑判決が言い渡された
  6.  密売組織の元締めは今も海外に逃亡中か?
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