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【山口母親殺害事件】出所後に殺人をおかした未成年による犯罪の詳細とは?

未成年犯罪

こんにちは。タクヤンです。

今回お話しするのは

山口母親殺害事件

です。

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山口母親殺害事件の概要

山口母親殺害事件の概要

山口母親殺害事件とは2000年7月29日に当時16歳の少年が山口県山口市で母親を金属バットで殺害してしまった事件。

その裁判では未成年ということで矯正が可能と考えられたが2005年に大阪で姉妹を殺害したことで死刑判決を受けた連続殺人事件の始まりの事件。

1972年の少年ライフル魔事件での死刑執行以来37年のぶりに25歳の死刑が執行されたことでも有名。

母親に借金があった事件の犯人でもある山崎悠紀夫の家庭環境

山崎悠紀夫の父親は酒癖が悪く少年に暴力を振るったりしていたが1995年1月に肝硬変で死亡している。

彼自身は小学生の時家庭科の材料費が払えなかったと教師から「食べる資格がない」と作った料理をごみ箱に捨てさせられたこともある。

中学生時は「悪魔」と呼ばれたこともあり、中学2年生から不登校気味になり、中学3年生の時は2/3近く不登校になって修学旅行にも参加しなかった。

なんとなく察すると思いますがこの少年の家庭はお金が全くなく母親も借金があり、家賃や水道代を滞納しており取り立てにも迫られていた。

生活保護の申請も認可されていない。

山崎悠紀夫は高校には進学せず知人の紹介で新聞販売店で働き始めるようになった。

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山口母親殺害事件の発生

山口母親殺害事件の発生

彼は母親に借金があることを2000年6月に知ったがその時には借金はどうしようもない所まで来ていた。

そして事件直前の27と28日には無断欠勤をしていたが28日は夕方出勤を行ったがその時に同僚に「母親の借金」で悩みを打ち明けていた。

だが29日に母親が少年の彼女に対して無言電話をかけていたことを少年が問い詰めていたが母親は認めずさらには「出ていけ」といわれて腹を立てて借金のことも絡んで口論となって喧嘩になった。

そして頭に血が上った山崎悠紀夫は金属バットで母親の頭と顔を滅多打ちに殺害した。

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山崎悠紀夫の裁判とその判決

山崎悠紀夫の裁判とその判決

山崎悠紀夫は31日の午前1時ごろに「母親を殺害した」と110番通報して緊急逮捕となった。

彼は裁判当初は自暴自棄で投げやりな態度を取っており、弁護士を付けるのも拒否していた。

8月21日に少年は「刑事処罰相当」と判断され山口家庭裁判所に送致され山口少年鑑別所で調査を受けることになった。

9月14日に家庭裁判所は「動機に酌量の余地あり。計画的な犯行ではなく、家庭環境に大きく起因していることを考慮すべき」として、

長期間の矯正教育を受けさせるのが適当であり、年齢的に見ても矯正が可能」と中等少年院送致となった。

この時彼は

客観的に見て許されないことをしてしまった。

母が抱えていたものをもっと説明してくれれば、違う展開になったかもしれない

と述べている。

だが、実際には「3年2ヶ月」で少年は出所しており「矯正が行われた」とは言われない結果となってしまった。

山崎悠紀夫が起こした大阪姉妹殺害事件

山崎悠紀夫が起こした大阪姉妹殺害事件

彼はその後2005年11月17日に成長して、大阪で姉妹を殺害するという事件を起こしてしまったがその時少年は21歳であり実名報道もされて少年時代の山口母親殺害事件も取り上げられて快楽殺人者の殺人事件ともいわれています。

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裁判の結果と山崎悠紀夫の最後

裁判の結果と山崎悠紀夫の最後

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被告は「母親を殺した時の感覚が忘れられず、人の血を見たくなった」、「母を殺した時の返り血を洗い流している時に射精していた」等の供述をしており、精神鑑定では人格障害と診断された。

そして2007年5月31日に元少年の死刑が確定し、2009年の7月28日に自殺サイト殺人事件の死刑囚他1名と同日に死刑が執行された。

25歳享年。

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終わりに

この事件は山口母親殺害事件の時の矯正教育期間の甘さが起こした事件とも思いますがこの意見は今だから言えることで当時はその期間で行けると思われたのかもしれません。

山崎悠紀夫は中学の時に「悪魔」と言われていましたが、言葉通り本物の悪魔になったということなんでしょうか?

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